国賀海岸エリア
島の北側から西側にかけて約13kmにわたって高さ200m~250mの大規模な海食崖(かいしょくがい)が続く海岸線が国賀海岸です。崖の上の地上一帯は、昔から牧草地となっているため非常に眺望がよく、晴れた日には絶壁と青い空や海、牧草地の緑が織りなす絶景を背景に、牛馬が草を食む穏やかな光景が見られます。また、春にはオキタンポポを始めとする草原の草花が、秋にはタカや小鳥の群れなどの渡り鳥が多く見られるのも特徴です。
摩天崖全容を眺望する!ショートコース
車では味わえない国賀海岸の魅力を短時間で味わえるコースです。コース中間地点では陸地からはここでしか見られない摩天崖の全容を見ることができます。全て下りのコースで、健脚であればハイキング経験が浅い方や高齢の方にもおすすめです。
☆
2.8km
235m
片道70分
ルート詳細
標高チャート
見どころポイント
摩天崖の全容を見渡す
数千年をかけて浸食された、高さ257mの日本最大級の海食崖である「摩天崖」の全容を、ハイキングコースから唯一見渡せる場所です。崖に刻まれた赤と黒の縞模様の数は約600万年前に流れた溶岩が積み重なった回数を表しています。
ハマゴウの群生地
ハマゴウの群生地がハイキングコースの両脇に広がっています。ハマゴウは7月中旬から8月上旬頃にかけて、青紫色の花を咲かせます。葉は揉むと良い香りがして、名前(浜香)の由来となっています。
季節の草花を存分に楽しむ!フラワーコース
季節の草花と絶景を堪能できるコースです。特に摩天崖駐車場までの車道脇の崖地では、春にはイチリンソウやヒロハゴマギ、秋にはトウテイランなど、希少な花や隠岐を特徴づける花たちを見ることができます。観光のバスや車の通行が比較的多いところなので、周囲には注意して散策をお楽しみください。
☆☆
9.6km
235m
150分
ルート詳細
標高チャート
見どころポイント
多様な花が咲き乱れる「花の崖」
摩天崖に向かう途中の道路は両側を土や岩がむき出しになった法面が見られます。この法面にはトウテイランやオキノアブラギク、カワラナデシコなど多様な花が見られ、散策中の目を楽しませてくれます。
摩天崖の全容を見渡す
数千年をかけて浸食された、高さ257mの日本最大級の海食崖である「摩天崖」の全容を、ハイキングコースから唯一見渡せる場所です。崖に刻まれた赤と黒の縞模様の数は約600万年前に流れた溶岩が積み重なった回数を表しています。
ハマゴウの群生地
ハマゴウの群生地がハイキングコースの両脇に広がっています。ハマゴウは7月中旬から8月上旬頃にかけて、青紫色の花を咲かせます。葉は揉むと良い香りがして、名前(浜香)の由来となっています。
国賀海岸をとことん楽しむ!ロングコース
摩天崖、通天橋を含む様々な絶景を楽しめるコースです。最初の登りは樹林内を歩くことになりますが、道路脇では牧草地で見られない森林性の草花が咲きます。また、中ノ島や知夫里島をよく見渡せるスポットがあり、島前がカルデラに海が入り込んだ地形であることがよく分かります。早春は由良比女神社の見事なヤマザクラを見下ろせます。
☆☆☆
8.6km
235m
180分
ルート詳細
標高チャート
見どころポイント
林床の花たち
うっそうとした森林の中を歩きますが、春はムラサキケマンやツルカノコソウなど国賀海岸では見られない花を楽しめます。また、春から夏にかけてオオルリやキビタキなどの野鳥のさえずりの中をあるけるのも魅力的です。
摩天崖の全容を見渡す
数千年をかけて浸食された、高さ257mの日本最大級の海食崖である「摩天崖」の全容を、ハイキングコースから唯一見渡せる場所です。崖に刻まれた赤と黒の縞模様の数は約600万年前に流れた溶岩が積み重なった回数を表しています。
ハマゴウの群生地
ハマゴウの群生地がハイキングコースの両脇に広がっています。ハマゴウは7月中旬から8月上旬頃にかけて、青紫色の花を咲かせます。葉は揉むと良い香りがして、名前(浜香)の由来となっています。
通天橋
波の浸食によって出来た洞窟が入口部分を残して崩れたために形成された地形です。溶岩の成分の違いによって黒い溶岩と白い溶岩の地層があり、さらに鉄分を含む黒い溶岩が酸化してできた赤い地層も見られるなど、独特の色合いをしています。