ハイキングエリア一覧
焼火山エリア
放牧地が広い面積を占める西ノ島にあって、まとまった森林が見られる場所が島前最高峰(452m)でもある焼火山です。ハイキングコースとなっている登山道は、1200年続く焼火神社の参拝道であり、コースの途中には石仏などが見られるなど昔ながらの名残をとどめます。また、焼火山の森林は多くの野鳥が生息し、希少種や出自の異なる植物が共存する不思議な植生も見られます。
国賀海岸エリア
島の北側から西側にかけて約13kmにわたって高さ200m~250mの大規模な海食崖(かいしょくがい)が続く海岸線が国賀海岸です。崖の上の地上一帯は、昔から牧草地となっているため非常に眺望がよく、晴れた日には絶壁と青い空や海、牧草地の緑が織りなす絶景を背景に、牛馬が草を食む穏やかな光景が見られます。また、春にはオキタンポポを始めとする草原の草花が、秋にはタカや小鳥の群れなどの渡り鳥が多く見られるのも特徴です。