服装持ち物などアドバイス
服装・持ち物の基本
島の天気は変わりやすく風の強い日も多いため、ちょっとした不注意や準備不足で風邪をひいたりケガをすることもあります。急な天候変化や温度変化に対応できるよう、晴天でも必ず雨具や防寒着を準備しましょう。また、西ノ島のハイキングコースは舗装されていたり、登りも比較的ゆるやかなところが多いですが、必ず履きなれた靴で歩くようにしてください。かかとの無いサンダルやヒールのある靴、革靴は危険です。基本装備
- 雨具
- 風の強い日、傘はほとんど役に立ちません。頭から足まで覆ったカッパの携帯をお勧めします。
- 杖
- 摩天崖、焼火山の各駐車場に竹製の杖を常備しています。数が足りなくなることがあるので、気になる方はトレッキングポールがあると、登り下りとも楽になります。
- 防寒着
- 強風にさらされると体感温度はかなり低く感じます。春や秋は厚めの上着を、夏でも1枚羽織れるウインドブレーカーのようなものが1枚あると良いでしょう。また、国賀海岸は日除けとなる場所がほとんど無いため、シーズンを通してあまり肌の露出しない服(通気性の良いもの)が良いでしょう。
- 靴
- ハイキングシューズがあればベストですが、普段履きなれた運動靴でも充分です。サンダルやヒール、革靴は大ケガの元になるため絶対に使わないでください。
あれば安心グッズ
日差しや熱中症対策のため、サングラス、帽子、日焼止め、飲料水あればより楽しめるグッズ
双眼鏡、ルーペ、花のパンフレット ※双眼鏡は西ノ島町観光協会でレンタル、花のパンフレットは各商店で販売中危険な生き物について
マムシ
焼火山に生息し、特に夏から秋にかけて見かける数が多くなります。自ら獲物を狙う以外はめったに攻撃してくることはありません。うっかり踏んだり、不用意に触ったりして噛みつかれることが多いので、道をそれたりせず、足元や手を付く場所をよく確認するようにすれば、噛まれることはほとんどありません。
スズメバチ
春から秋にかけて国賀海岸でも焼火山でも見られますが、8~10月が最も多く危険な時期です。近づいてきても偵察に来ている場合が多いので、じっとしていればそのうち飛び去っていきます。巣に近づいている時が一番危なく、カチカチという威嚇音に気付いたら急いでその場を離れてください。
ツタウルシ
つる性の落葉樹で他の樹木や岩などに絡みつきながら枝葉を伸ばしています。ウルシの仲間で触るとかぶれる毒性が最も強いです。葉が3枚に分かれているのが特徴なので、写真のような葉を見たら触らないでおきましょう。焼火山で見られます。